ウィルコムは、次世代PHSシステムの開発に関連し、無線局の第二期実証実験のための予備免許を総務省から取得したと発表した。
同社は1月に、実証実験のための実験免許を総務省から取得し、次世代PHSに向けた実験を行なってきた。今回の第二期実証実験のための予備免許は2.5GHz帯での取得となり、2006年8月をめどに無線局免許を取得した後、OFDMシステムの伝送実験などを中心に、MIMO技術を採用した場合の評価など、次世代PHSの開発・導入に向けた実験や評価活動を行なっていくとしている。また実験では、伝送速度20Mbpsの実現を計画しているという。
第二期の実験は前回と同様、東京・虎ノ門地域のビル1カ所にアンテナと設備を設置するほか、郊外にも1カ所設置される予定。
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■URL
ニュースリリース
http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2006/05/29/index_01.html
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( 太田亮三 )
2006/05/29 19:19
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