米有力紙「Washingtonpost」のオンライン版である「Washingtonpost.com」とブログサーチエンジンのTechnoratiは1日、両社が提携してブログ界で話題になっている評論をグラフィカルに表示するサービスをWashingtonpost.comで開始することを明らかにした。
このツールは「Buzz Map」と名付けられ、Washingtonpostが提携した100人以上のコラムニストと人気のあるブロガーを追跡し、そこで話題になっているコラムのリンク数をもとに描く。人気のあるコラムのタイトルは大きくなり、そうでないコラムは小さく表示され、一種の地図のように見える。72時間以内に投稿されたコラムが対象となるため、直近の話題を見ることができる。Buzz Mapは、Washingtonpost.comの評論、意見を掲載する「Opinions」欄にのみ表示されることになっている。
Technoratiと提携してBuzz Mapを始めた理由についてWashingtonpost.comのエグゼクティブエディターであるJim Brady氏は「Buzz Mapは、ニュースが出版された後も止まることなく、ブログや教室、職場など、どこであれ自分に関係のある問題は人々が話し続けることによって新しく命を得ることを見せるための効果のある視覚的方法だ」とコメントしている。
関連情報
■URL
Washingtonpost.com「Opinions」欄(英文)
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/opinions/
Technorati(英文)
http://www.technorati.com/
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/06/02 11:29
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