米Mozilla Corporationは1日、Webブラウザ「Firefox 1.5.0.4」とメールソフト「Thunderbird 1.5.4」を公開した。いずれも脆弱性の修正を含むバージョンアップとなっており、Mozillaではユーザーに対して早急にアップデートを行なうよう呼びかけている。
Firefox 1.5.0.4では、12件の脆弱性を修正。12件の中には、crypto.signText()に発見されたバッファオーバーフローの脆弱性など、最も危険度の高い“Critical”と判定された脆弱性が5件含まれる。脆弱性の修正の他は、安定性の向上などについてのバージョンアップで、機能面での追加などは行なわれていない。
Thunderbird 1.5.0.4では、8件の脆弱性を修正。8件のうち1件の脆弱性が最も危険度の高い“Critical”と判定されている。また、Thunderbird 1.5.0.4のMac OS X版は、Intel CPUのネイティブ対応版となった。
関連情報
■URL
Firefox
http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/
Thunderbird
http://www.mozilla-japan.org/products/thunderbird/
脆弱性情報(英文)
http://www.mozilla.org/projects/security/known-vulnerabilities.html
( 三柳英樹 )
2006/06/02 15:28
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