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5月のWebサイト増加数は1995年以来過去最高、Netcraft調査 |
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Webサイト数やサーバーの種類などに関して毎月調査を発表している英Netcraftは5日、2006年5月の1カ月間に増加したサイト数が396万サイトにも上り、1カ月間の増加数としては1995年9月の調査開始以来、過去最高だったと発表した。 Netcraftによると、今回の調査で判明したWebサイト数は合計8,554万1,228サイトで、このうち5月の増加数が396万サイトだった。これ以前に大きな増加数を記録したのは2003年3月の330万サイトで、増加率は8.5％だった。増加率では今回の4.7％を大幅に上回っていたが、サイトの絶対数が増えた現時点でこれだけの増加数を記録するのは異例のことだ。 Netcraftでは増加の原因を、ブログと無料サイトの増加にあるとしている。特に今回はWebサーバーの種類に関する調査で、Microsoft系Webサーバーが大きくシェアを伸ばしている。コンテンツなどを保有しているアクティブサイトを見た場合、Microsoft Internet Information Server（IIS）などを含むMicrosoft系Webサーバーのシェアは3.96％増加したのに対して、首位のApacheはシェアを3.17％落とした。 Apacheの最近の減少傾向は大手ISPのGo DaddyがWebサーバーをApacheからMicrosoftのIISに移していることによるもので、今月も160万以上のホスト名がApacheからIISへと更新された。しかしそれだけでなく、ブログの数が大きく増加しており、それにはドイツのIntergenia AGと日本のエキサイトがホスティングしているブログの数に大きな増加が見られたという。両社ともMicrosoftのWebサーバーを使用していることが特徴的だ。 それ以外にも「Microsoft Office Live」サービスがベータテストを開始し、独自ドメイン名を持つ無料Webサイトを提供し始めたことも、Microsoft系Webサーバーがシェアを増加させた一因と言えそうだ。そのほかではGoogleのブログサービス「Blogger」が1カ月に66万のホスト名を追加しており、ブログによるサイト数の増加傾向に拍車を掛けた。 関連情報 ■URL ニュースリリース（英文） http://news.netcraft.com/archives/2006/06/04/june_2006_web_server_survey.html ■関連記事 ・ 英NetcraftのWebサーバー調査が8年目に（2003/08/04） ・ 世界のWebサーバーが6,000万台を突破、Apacheが7割のシェア～Netcraft調査（2005/03/03）
（ 青木大我 taiga@scientist.com ）
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