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平成電電、直収電話やADSLなど電気通信事業を日本テレコムに譲渡


 日本テレコムは7日、平成電電の電気通信事業に関する事業譲渡契約を平成電電の破産管財人と締結したと発表した。

 平成電電は負債額1,200億円以上を抱えて2005年10月に民事再生法の適用を申請。支援を受けた事業再建を図っていたが、支援スポンサーだったドリームテクノロジーズが支援中止を発表し、再建を断念して民事再生法手続の廃止と保全管理命令を受けていた。

 平成電電の電気通信事業のうち、平成電電コミュニケーションズのマイライン事業は日本テレコムへの譲渡が発表されており、今回は直収電話「CHOKKA」、ADSLサービス「電光石火」などの電気通信事業が日本テレコムに譲渡されることになった。譲渡時期は6月16日を予定し、譲渡以降のサービス内容は追ってユーザーに告知するという。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.japan-telecom.co.jp/release/2006/jun/0607_b/index.html

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( 甲斐祐樹 )
2006/06/07 18:45

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