Skypeは、Microsoft Office用プラグイン「Skype Officeツールバー」のベータ版をリリースした。Office文書に記載された電話番号から直接Skypeを利用できる機能を提供する。Windows用のOffice 2003/XP/2000に対応する。
 
  WordやExcel、PowerPointの文書に記載されたSkype名や電話番号を認識し、Skypeを使って通話発信できるようになる。編集中のファイルをSkypeのコンタクトリストに載った人に送信したり、文書の作成者のプレゼンスを確認してSkypeを使って直接連絡を取ることも可能だ。
 
  Skypeは、Skype自身の機能拡張に努める一方、「Skype Webツールバー」「Skype Emailツールバー」をこれまで発表している。Webやメール内のSkype名や電話番号を認識し、そこから直接Skypeの通話機能を利用する戦略を拡大しており、今回のSkype Officeツールバーもその戦略に沿ったものだ。Skypeは企業内でのSkypeの利用を促進するためのサービスも行なっており、一連の戦略によって企業内コミュニケーションツールとしてのSkypeの付加価値も向上させている。
  関連情報
 
 
■URL 
  Skype Officeツールバー 
  http://www.skype.com/intl/ja/download/skypeofficetoolbar/
 
 
■関連記事 
・ 「Skype Web Toolbar 2.0」、Webページ上の電話番号へワンクリック発信(2006/03/14) 
 
 
( 青木大我 taiga@scientist.com )
 
2006/06/09 11:55
 
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