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マイクロソフトのウイルス削除ツール、大量メール送信型ワーム2件に対応


 マイクロソフトは14日、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の最新版となるバージョン1.17を公開した。Windows XPおよびWindows Server 2003の場合には、Windows UpdateまたはMicrosoft Updateで更新可能。Windows 2000の場合には、「Microsoftダウンロードセンター」からダウンロードするか、Webブラウザで実行可能なオンライン版が利用できる。

 悪意のあるソフトウェアの削除ツールの最新版では、ワーム「W32/Cissi」「W32/Fizzer」に新たに対応。W32/Cissiは大量メール送信型のワームで、IRCサーバーに接続して攻撃者からの命令を待ち受けるバックドアの機能も備える。W32/Fizzerも大量メール送信型のワームで、IRCを利用したバックドア、キーロガー、プロキシーなどを感染したPCに仕掛け、P2Pファイル共有ソフト「KaZaa」を通じても感染を広げようとする。


関連情報

URL
  悪意のあるソフトウェアの削除ツール
  http://www.microsoft.com/japan/security/malwareremove/default.mspx


( 三柳英樹 )
2006/06/14 12:03

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