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PCDEPOT東名川崎店の顧客1,092人などが2ちゃんねるで流出


 ピーシーデポコーポレーションは19日、「PCDEPOT東名川崎店」の顧客情報など1,304件の個人情報がインターネット上に流出したと発表した。一時、2ちゃんねる上でも公開されていたという。

 流出した情報の中は、2005年9月28日から2006年5月21日にかけて同店でISPの契約を申し込んだ顧客1,092人分の氏名や住所、電話番号、契約プロバイダーコース名などの情報が含まれていた。クレジットカード番号やID、パスワードが含まれていない。このほか、顧客との応対に関する内容が143件、同店を担当するISPの営業担当者の氏名や電話番号、代理店コードが69件も流出した。

 ピーシーデポによれば、何者かがこれらの情報を、個人で契約しているレンタルサーバー上に保管した結果、6月17日14時頃から6月18日6時30分頃にかけてインターネット上から閲覧できる状態になっていたという。このURLが2ちゃんねる上で晒されたほか、一部の情報は直接2ちゃんねる上でも公開された模様だ。ピーシーデポでは、2ちゃんねるに対して削除を依頼した。

 ピーシーデポは、レンタルサーバーに保管した人物を調査中としているが、「個人情報は外部の人物が持ち出した可能性は低く、内部関係者が誤って情報を保管してしまったのではないか」としている。なお、同社では再発防止のため、19日よりPCDEPOT全店でISPの受付業務を停止し、業務点検を実施している。現時点で受付再開のめどは立っていないという。


関連情報

URL
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.pcdepot.co.jp/ir/press/pdf/20060619.pdf


( 増田 覚 )
2006/06/20 17:51

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