JVN(Japan Vender Status Notes)は23日、Webベースのシステム管理ツール「Webmin」のWindows版に脆弱性があり、認証を回避されてしまう危険があることを公表した。脆弱性は最新版のバージョン1.280で修正されている。
Webminは、各種サーバー等の設定をWebブラウザから行なえるようにするシステム管理ツール。JVNによると、バージョン1.270以前のWebminをWindows環境で利用した場合に、ディレクトリトラバーサルによって認証が回避される脆弱性が存在。これにより、第三者によりWebminが設置されているPC内のファイルが認証なしで閲覧され、機密情報が漏洩する危険性があるという。
JVNでは、この脆弱性情報の報告を受けて開発元に連絡。この脆弱性を修正したバージョン1.280が公開された。
関連情報
■URL
Webmin におけるディレクトリトラバーサルの脆弱性
http://jvn.jp/jp/JVN%2367974490/index.html
Webminのセキュリティ情報(英文)
http://www.webmin.com/security.html
( 三柳英樹 )
2006/06/23 18:17
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