KDDIが流出を公表した約400万人分の顧客情報の中に、JENS SpinNetとSANNETの顧客情報が含まれていたとして、両ISPが現状を報告し、謝罪した。
新たに流出が公表されたのは、日本テレコムの「JENS SpinNet」の顧客情報645人分と、NTTデータ三洋システムの「SANNET」の顧客情報190人分。いずれも、ISP経由でKDDIが提供していたIP電話サービスを利用していたユーザーの顧客情報で、流出したデータには氏名、住所、電話番号、メールアドレスの4項目が含まれる。該当するユーザーに対しては、メールや書面で直接連絡するとしている。
KDDIでは、小野寺正社長兼会長が21日に開催した定例会見で、流出した約400万人の顧客情報に、他のISP経由で提供していたIP電話サービスの顧客情報1,892人分が含まれていたことを公表。21日にはニフティが「@nifty」会員895人分の情報が含まれていたことを公表している。
関連情報
■URL
ニュースリリース(日本テレコム・JENS SpinNet)
http://www.japan-telecom.co.jp/release/2006/jun/0623/index.html
ニュースリリース(SANNET)
http://www.sannet.ne.jp/information/kddi_20060623.html
関連記事:KDDI顧客情報流出事件
http://internet.watch.impress.co.jp/static/index/2006/06/16/index.htm
■関連記事
・ KDDI顧客情報流出、ニフティなど他社ISP会員1,892人の情報も含まれていた(2006/06/22)
( 三柳英樹 )
2006/06/23 19:43
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