日本ベリサイン、企業内個人向け電子証明書発行サービスを開始

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日本ベリサイン、企業内個人向け電子証明書発行サービスを開始

　日本ベリサインは26日、帝国データバンクと協業し、企業内の個人用電子証明書「ベリサイン個人用電子証明書Class2スタンダード」を7月10日に販売開始すると発表した。証明書の有効期間は2年間で、価格は1枚12,600円。

　ベリサイン個人用電子証明書Class2スタンダードは、電子メールや文書ファイルに対する電子署名や電子メールの暗号化などに利用できる電子証明書。企業内での情報漏洩や改竄などへの対策として、社員個人に電子証明書を発行する場合を想定した商品。日本ベリサインがこれまで販売してきたClass1の証明書に比べて、より厳格な認証を行なう。

　日本ベリサインでは、組織の実在性確認および利用者が組織に所属していることを認証する利用者認証の2段階方式の認証により、信頼性の高い電子証明書を発行する。さらに、帝国データバンクが認証業務に協力し、組織・団体に対して一意に付番するTDB企業コードを電子証明書に格納する。これにより、電子証明書を受け取ったユーザーは電子証明書所有者が所属する組織・団体の特定が容易となり、異なる企業やシステム間での双方向の企業識別が可能となる。

　日本ベリサインでは、企業向けに提供している認証局構築サービス「ベリサインマネージドPKIサービス」では100ユーザー以上の契約が必要だが、「Class2スタンダード」では1枚からの電子証明書の発行に対応するため、電子証明書を手軽に利用できるとしている。

関連情報

■URL
　ニュースリリース
　 http://www.verisign.co.jp/press/2006/pr_20060626.html

（三柳英樹）
2006/06/26 19:53

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