メディアエクスチェンジ(MEX)は27日、メールの添付ファイルをWebサーバーに格納する形の企業向けメールシステム「RipGate」の販売を開始した。企業にサーバーを設置する場合のセット料金で800万円、サーバーをASP型で提供する「RipGate ASP」の場合で1ユーザーあたり月額1,050円から。
RipGateは、通常のメールサーバーの先にゲートウェイとして設置し、企業が送受信するメールに添付されたファイルをはぎ取り、Webサーバーに格納する。受信者へのメールには添付ファイルの代わりに格納されたファイルのURLを記載し、受信者はこのURLにWebブラウザでアクセスすることでファイルを閲覧できる。
Webサーバーに格納されたファイルについては、IDとパスワードによるアクセス権が設定され、ファイルへのアクセスはSSLなどによって暗号化される。また、Webサーバー側でメール本文や添付ファイルに対するデータベースを作成し、同一ファイルの再送信や特定のファイルの外部への流出の監視などが可能。ユーザーごとの送信先メールアドレスの制限や、Webサーバーに格納したファイルを一定期間後に自動削除する機能などを備える。
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■URL
ニュースリリース
https://www.mex.ad.jp/news/2006_0627.htm
( 三柳英樹 )
2006/06/27 17:44
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