Skypeは28日、「Skype for Linux 1.3.0.30 beta」を発表した。今回のベータ版では、ALSAサウンドデバイスやWindows版に搭載されているエモティコン(感情を表わすアイコン)に対応するなどの機能強化が行なわれている。
Skype for Linuxは2005年10月25日に最後のバージョンが発表されて以来のリリースとなる上、Skype for Linux 1.2が発表された2005年7月28日から数えると、ベータ版とは言え、11カ月ぶりのメジャーバージョンアップとなる。
Skype for Linux 1.3では、オプションメニューの中のサウンドデバイスタブの中からALSAとOSSのどちらかを選択できるようになった。このことが1.3ベータ版の最も大きな機能変更であるとしている。なお、この変更の際にSkypeの再起動が必要になる場合があり、通話中には変更できないとしている。
そのほかにWindows版では既に長い間利用されているエモティコンと着メロ機能が追加されている。そのほかにも数多くの細かいバグが修正されている。
奇しくも同じ28日にSkype for Windowsは新バージョン「2.5.0.122」が発表された。このバージョンの新機能はほとんどないが、数多くの細かいバグが修正されている。
関連情報
■URL
Skype for Linux公式ブログの該当記事(英文)
http://share.skype.com/sites/linux/2006/06/open_beta.html
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・ Mac OS X用とLinux用の「Skype 1.0」正式版公開(2005/02/02)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/06/29 11:37
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