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ATOKのサイトで全20問の「日本語ドリル」公開、自分の日本語力を再確認


ATOK presents 日本語ドリル
 ジャストシステムは29日、同社が運営するサイト「ATOK.com」において、「ATOK presents 日本語ドリル」を公開した。「お早う」と「お早よう」のどちらが正しいかなどの問題にWeb上で回答することで、自分の日本語力を再確認できるとしている。公開期間は8月31日までで、利用無料で誰でも参加できる。

 日本語ドリルは、語源、表記力、文法、敬語、漢字力、語彙力という6分野・全20問の選択式問題からなる。問題作成は、「明鏡国語辞典」編集委員の鳥飼浩二氏が担当した。例えば、上記の「おはよう」の送りがなを問う問題のほか、「フリーマーケット」の「フリー」の意味をたずねる問題や、「セイウチ(海象)」「トナカイ(馴鹿)」「カモシカ(氈鹿・羚羊)」「ラッコ(猟虎)」のうち純粋な日本語はどれか選ぶ問題などがある。

 回答後に採点ボタンをクリックすると、100点満点で点数が表示されるとともに、弱点やアドバイスなども指摘してくれる。鳥飼氏によれば「社会人である以上、60点はとってほしい」という。採点ページでは、各設問ごとに詳細な解説も参照できる。

 ジャストシステムが1月から2月まで実施した「ATOK presents 全国一斉!日本語テスト」では70万人以上の参加者があったとしており、この反響の大きさを受けて今回新たに日本語ドリルを提供することにした。この日本語ドリルは、来年1月に予定している次回の日本語テストに備えた夏の予習という位置付けになるという。

 ジャストシステムでは、Web上でのドリルのほか、これとは異なる問題10問を掲載した小冊子も用意し、量販店などで配布する。


関連情報

URL
  ATOK presents 日本語ドリル
  http://www.atok.com/doriru/
  ニュースリリース
  http://www.justsystem.co.jp/news/2006f/news/j06291.html

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( 永沢 茂 )
2006/06/29 12:45

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