NTT東日本は29日、IPv6マルチキャスト通信を利用した講義映像コンテンツ配信の実証実験を7月31日より実施すると発表した。
今回の実証実験は、NTT東日本のほか資格取得学校や予備校、教育機関と連携して行なうもの。DRMが付加された講義映像コンテンツをIPv6マルチキャスト通信によってオンデマンド配信することで、教育機関であらかじめIDを取得した受講生がテレビやPCを利用して任意の講義コンテンツを視聴できるという
実験は、NTT東日本がIPv6を利用したサービス「FLET'S.Net(フレッツ・ドットネット)」やNTT西日本の「フレッツ・v6アプリ」を利用した配信システムを資格取得学校や予備校に提供し、資格取得学校や予備校は同システムを利用した配信サービスや講義映像コンテンツの提供を行なう。また、教育機関は受講生への配信サービスの提供を行なうほか、受講生の募集や調査を実施する。
実証実験は7月31日から2007年10月31日まで実施する予定で、NTT東日本は同実験でシステムやビジネスモデルの検証を行ない、2007年度を目処にNTTグループ内での商用化を目指すとしている。また、実証実験には資格取得学校や予備校では学校法人大原学園/学校法人高宮学園代々木ゼミナール/早稲田セミナーなどが、教育機関では東京学芸大学/日本大学文理学部コンピューターセンター/明徳学園相洋高等学校などが参加する。
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実証実験イメージ
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受講画面イメージ
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.ntt-east.co.jp/release/0606/060629c.htm
( 大久保有規彦 )
2006/06/29 19:35
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