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フォルダーマジック
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メディアカイトは、重要なデータを守り、情報漏洩を防止するセキュリティ対策ソフト「フォルダーマジック」を7月14日に発売する。価格は6,800円。対応OSはWindows XP/2000。
フォルダーマジックは、他人に見られたくない重要なファイルを、状況に応じて「偽装」「隠蔽」「ロック」「暗号化」の機能を使い保護できるユーティリティソフト。「偽装」と「暗号化」は、USBメモリなどのリムーバブルメディアにも対応する。
「偽装」は、見られたくないフォルダを異なるアイコンに変えて表示する機能。偽装したアイコンをクリックすると、そのアイコンなりの動作を行ない、見た目だけでなく動作まで偽装できる。偽装可能なアイコンは、Internet Explorerやプリンタ、ゴミ箱など8種類。元のフォルダは、フォルダーマジックのメインメニューで確認できる。
また「暗号化」は、米国政府標準暗号化方式である「AES」によって、ファイルを暗号化する機能。暗号化されたファイルを他のユーザーが開くと、文字化けしたように表示される。「ロック」は、指定したファイルを開けないようにする機能。フォルダ内のファイル構成は見ることができる。
このほか「隠蔽」は、見られたくないフォルダを表示させないようにする機能。フォルダオプションの一部機能を、フォルダーマジックがコントロールするので、Windows側でフォルダオプションの設定を変更しても、フォルダーマジックで隠したフォルダを表示することはできない。
なお、フォルダーマジックを使って保護処理した場合、処理を行なったフォルダやファイルがメインメニューに一覧表示される。その一覧を第三者に見られたくない場合には、メインメニュー画面の展開にPASSを設定することもできるという。
メディアカイトは、「個人や企業の情報漏洩という事が大きく取沙汰されている今日、身近なパソコンも簡単に情報漏洩対策ができないかと考え、『フォルダーマジック』が生まれました」(企画開発元)とコメントしている。販売目標等については、特に公表していないという。
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フォルダーマジックの偽装例
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関連情報
■URL
製品詳細
http://media-kite.co.jp/products/foldermagic/
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( 野津 誠 )
2006/07/04 15:08
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