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デジタル機会指数ランキング
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国際電気通信連合(ITU)は5日、世界情報社会報告を発表した。報告書では、携帯電話やインターネットの料金・普及率など11項目から算出した「デジタル機会指数」をまとめた。
デジタル機会指数は180カ国で集計しており、トップは韓国で、日本は2位だった。3位はデンマーク、4位はアイスランド、5位は香港だった。2001年から2005年におけるデジタル機会指数の成長率では、インドが最も高かった。以下は中国、ロシア、ハンガリー、ペルーと続き、日本は9位だった。
また、100kbpsあたりのブロードバンド接続料金の安さでは、日本の「Yahoo! BB」の0.07ドルが首位。2位は韓国の「Hanaro」で0.08ドル、3位はオランダの「Internet Access」の0.14ドルだった。米国は10位にランクインした「Comcast」の0.49ドルが最高位だった。
このほか、2006年3月から5月にかけて実施したオンライン上の脅威に関する調査も発表。それによれば、64%がセキュリティ上の不安が原因で何らかのオンラインサービスを敬遠したことがあると回答。オンライン上の脅威としては、個人情報の盗難を懸念する人が26%で最も多く、僅差でウイルス攻撃の25%が2位、19%のスパイウェアが3位だった。
関連情報
■URL
World Information Society Report 2006(英文)
http://www.itu.int/osg/spu/publications/worldinformationsociety/2006/
( 増田 覚 )
2006/07/07 13:52
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