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WEB2.0、ブックマークやイベント情報などを共有できる「PingKing」


WEB2.0代表取締役の林郁氏
　デジタルガレージ、ぴあ、カカクコムによる共同出資会社のWEB2.0（ウェブツーポイントオー）は11日、ブックマーク共有などが行なえる情報共有サイト「PingKing（ピングキング）」のベータ版の提供を開始すると発表した。PingKingの利用は無料。

　PingKingは、ユーザーが登録したブックマークのほかイベント情報やキーワード情報を共有できるサービス。登録はユーザーごとの管理画面「マイポケット」から行なえるほか、ブックマークレットを利用したブックマークの登録もできる。また、ブックマーク登録時にキーワードを付加することが可能で、付加したキーワードは自動的にPingKing内のキーワード情報に関連付けられる。

　イベント情報とキーワード情報は、ぴあとカカクコムが提供する約30万件の情報を用意し、ユーザーは用意されたイベント情報やキーワード情報をお気に入りとしてマイポケットに登録できるほか、Wiki感覚での新規登録や編集が可能だ。登録情報については、2年間で100万件への拡大を目標に、今後も提供企業の追加などを行ななうとしている。このほかの機能では、ブックマークやイベント情報、キーワードの検索機能やランキング表示情報、他ユーザーの登録情報へのコメント投稿機能、登録情報をブログに添付できるブログツールなどが利用できる。

　PingKingの提供開始について、WEB2.0代表取締役の林郁氏は「以前からブックマークを利用したSNS的なサービスを立ち上げることを検討していた。今回は、第1弾としてぴあを中心としたエンターテインメント系情報の共有ができるサービスを展開し、今後はテクノラティジャパンのサービスと連携した機能追加も予定している」と、経緯と今後の展望を明らかにした。

　また、取締役の竹内崇也氏はPingKingについて「ブログやSNSを利用するほど能動的ではなく、Wikiに書き込みをするほどコアではないユーザー向けのサービス」との位置づけを示した上で、「企業の情報をWEB2.0化するサービスで、企業が発信する情報を横断的に収集できる」と特徴をアピールした。WEB2.0では、PingKingの登録ユーザー数を2年間で50万件への拡大を目標としているという。

関連情報

■URL
　 PingKing（オープン準備中）
　 http://pingking.jp/
　 WEB2.0
　 http://www.webtwo.co.jp/


（ 大久保有規彦 ）
2006/07/11 18:21

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