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マイクロソフトのウイルス削除ツール、「Alemod」など4種に対応


 マイクロソフトは12日、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の最新版となるバージョン1.18を公開した。Windows XPおよびWindows Server 2003の場合には、Windows UpdateまたはMicrosoft Updateで更新可能。Windows 2000の場合には、「Microsoftダウンロードセンター」からダウンロードするか、Webブラウザで実行可能なオンライン版が利用できる。

 悪意のあるソフトウェアの削除ツールの最新版では、「Alemod」「Nsag」「Hupigon」「Chir」の4種類のトロイの木馬・ワームに新たに対応した。このうち、AlemodとNsagは情報漏洩型のトロイの木馬で、ユーザーのWebアクセス情報を収集して外部に送信しようとする。また、Alemodは「あなたのPCはスパイウェアまたはアドウェアに感染している」といった偽の警告を表示し、さらに別のスパイウェアをユーザーにダウンロードさせようとする。

 このほか、Hupigonはバックドアを仕掛けるトロイの木馬、Chirはメール大量送信型のワームで、危険度は4種類とも4段階中で上から3番目の“Moderate”と判定している。


関連情報

URL
  悪意のあるソフトウェアの削除ツール
  http://www.microsoft.com/japan/security/malwareremove/default.mspx


( 三柳英樹 )
2006/07/12 13:46

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