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中田英寿の引退表明後、1週間で「nakata.net」に121万人がアクセス


 ネットレイティングスによると、ヤフーが運営する2006 FIFAワールドカップの特集サイトに、6月の1カ月間で833万5,000人がアクセスしたという。また、中田英寿の公式サイト「nakata.net」には、引退表明後に1週間で121万5,000人がアクセスしていたこともわかった。

 調査結果は、同社のインターネット利用動向調査サービス「Nielsen//NetRatings」における家庭からのアクセスをもとに、スポーツカテゴリーサイトの月間利用者数をまとめたもの。同社が発行している無料メールマガジン「Nielsen//NetRatingsレポーター」で報告された。

 最も利用者が多かったのは、ヤフーのスポーツサイト「sports.yahoo.co.jp」で958万9,000人。ヤフーのW杯特集サイト「wc2006.yahoo.co.jp」は2位だった。この特集サイトは、2002年に日本と韓国で共催した前大会時でも開設されていたが、その際は341万人のアクセスを集めていた。3位は「www.nikkansports.com」の439万7,000人、4位は「sportsnavi.yahoo.co.jp」の397万4,000人、5位は「baseball.yahoo.co.jp」の370万5,000人。

 週ごとの利用者数を見ると、W杯日本代表の予選リーグ敗退が決まった6月22日以降、急速に利用者数が減少したことがわかる。6月19日~25日と6月26日~7月2日までの利用者数では、「sports.yahoo.co.jp」が560万4,000人から502万6,000人に、「wc2006.yahoo.co.jp」も548万6,000人から439万6,000人に急減している。

 しかし、中田英寿が現役引退を表明した7月3日~9日の週では、「sports.yahoo.co.jp」が中田の引退メッセージを公開し、約66万人がアクセスした。これにより、同サイトの利用者数は601万4,000人に跳ね上がった。中田が最初に引退を発表した公式サイト「nakata.net」は、7月3日~9日だけで121万5,000人が利用した。なお、引退を表明する以前の利用者数は、6月19日~25日が44万5,000人、6月26日~7月2日が24万5,000人だった。

 ネットレイティングスは、「スポーツ選手のWebサイトにこれだけアクセスが殺到するのは異例。これまでにアクセスが集中した例としては、フィギュアスケートの荒川静香選手がトリノ五輪で金メダルを獲得した時期に1カ月で50~60万人が訪れた。しかし、中田選手の場合、1週間で121万人が利用していることから、注目度の高さが伺える」としている。


関連情報

URL
  ネットレイティングス
  http://www.netratings.co.jp/


( 増田 覚 )
2006/07/14 19:14

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