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Office風の次世代Wiki「JotSpot 2.0」発表


 Wikiを企業向けコラボレーションツールとして事業化した米JotSpotは24日、「JotSpot 2.0」を発表した。これまでテキストしか扱うことができなかったWikiの問題点を改良し、Office風にカレンダーやスプレッドシートをWikiの枠組みの中で扱えるようにした。コンピュータの専門家だけでなく、普通のビジネスマンでも扱える製品になったことを強調している。

 JotSpot 2.0では、共有したいページを作成するときにページタイプを選択する。その中にはカレンダー、スプレッドシート、ファイルスペース、フォトギャラリーがある。どのページタイプでも、限られたユーザーのみで共有するか、あるいは完全に公開するかを設定できるほか、ページのどの部分がいつ更新されたかを確認できる。

 JotSpotのプロダクト担当バイスプレジデントのScott Johnston氏は「すべてのページタイプはWikiと同様のコラボレーション能力と柔軟性を持っている。これらは編集でき、パーミッションを割り当て、バージョンコントロールを提供し、どのページタイプでも必要な仕事にすぐ取りかかることができる。これはJotSpot Wikiプラットフォームだけが提供できるものだ」と説明している。

 利用料金は、5ユーザー・10ページまでが無料、10ユーザー・100ページまでが月額9.95ドル、25ユーザー・300ページまでが月額24.95ドル、ユーザー数無制限・1,000ページまでが月額69.95ドル、ユーザー数・ページ数ともに無制限の場合は月額199.95ドルとなっている。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://press.jot.com/archives/2006/07/24/jotspot-redefines-wikis-with-jotspot-20/

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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/07/25 14:02

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