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イー・アクセス、UCOMの回線提供を受けてFTTH事業に参入を検討


 イー・アクセスは27日、USENのグループ会社であるUCOMの回線提供を受けて、2006年秋にFTTHサービス事業に参入すると発表した。

 サービスの対象は集合住宅で、UCOMの光ファイバ回線とイー・アクセスの中継網を接続することで、イー・アクセスの提携ISPを通じてサービスを提供する形態を検討する。これによりイー・アクセス提携ISPのホールセールメニューにFTTHが追加されることになる。戸建て向けのサービス提供は現在のところ未定。

 イー・アクセスでは、NTTによる現状の光ファイバ接続料金では採算性が低いといった理由からこれまでFTTHに対して消極的であり、従来から提供しているADSL事業に加え、1.7GHz帯の割り当てを受けて新規事業者となる携帯電話事業に注力していた。

 しかし最近ではADSLも純増が見込めているものの、FTTH乗り換えのための解約も増えていることから、FTTH対応によるホールセールサービスの充実によってユーザー獲得を図る方針。また、収益面でもUCOMの光ファイバ回線を利用することで、採算の確実なビジネスモデルを前提として検討を進めていく。料金など詳細は今後追って発表する予定だ。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.eaccess.net/cgi-bin/press.cgi?id=449

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( 甲斐祐樹 )
2006/07/27 15:55

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