ソフトイーサは2日、VPN構築ソフトウェア「PacketiX VPN 2.0」に新たな機能を付加するサービスパック「PacketiX VPN 2.0 Option Pack」を8月7日にリリースすると発表した。サービスパックは、PacketiX VPN Server 2.0 Standard EditionまたはEnterprise Editionのライセンス所有者に対して無償で提供される。
PacketiX VPN 2.0 Option Packは、2005年12月の公開以降にPacketiX VPN 2.0に開発された機能を利用できるようにするサービスパック。VoIPなどの低遅延・低ジッタでの伝送が必要とされるパケットを優先的に伝送する「VoIP/QoS対応機能」のほか、VPNサーバーのログをsyslogプロトコルによって他のサーバーに送ることのできる「syslog機能」、仮想ハブに1ユーザーが同時に接続できる数を制限する「多重ログイン数制限機能」の3項目が、サービスパックによって利用可能となる。
ソフトイーサでは、PacketiX VPN 2.0 Option Packの導入により、今後PacketiX VPN 2.0に対応した新機能が開発された場合には、常にその最新機能を利用できるようにする環境を整備する。また、PacketiX VPN 2.0 SOHO EditionおよびHOME Editionについては、サービスパックの提供は現時点では未定としている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.softether.com/jp/company/press/release/060802.aspx
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( 三柳英樹 )
2006/08/02 20:03
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