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Windows Live スペース
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マイクロソフトが8月2日に正式提供を開始したブログサービス「Windows Live スペース」において当初、動作が遅いなどの現象が見られたほか、個々の機能でも多くの不具合が報告された。
Windows Live スペースは、同社がこれまでMSNブランドで提供していたブログサービス「MSN スペース」を、Windows Liveブランドのサービスへと移行し、正式サービスとしてリニューアルしたもの。Windows Liveのサービスとの連携強化などが図られたが、その一方で、当初はページがなかなか表示されない状況だった。マイクロソフトによれば、リニューアル直後のアクセス集中などによるもので、現在までに解消されているという。
3日付のWindows Live スペースのスタッフページよると、同日時点で、レイアウトが崩れる場合がある、アクセス情報が表示されないなど10件ほどの不具合がリストアップされており、調査・修正にあたるとしていた。これらについても、マイクロソフトによれば、4日時点ですべて対応済みだという。
MSN スペースの既存ユーザーは、こうした不具合以外にも、リニューアルによるWindows Live スペースへの移管によって、大きな影響を受けているようだ。サービスのドメイン名が変わったために、過去のエントリへの固定リンクのURLもすべて自動的に変更された。リダイレクトは行なわれているようだが、正常に機能していない模様だ。マイクロソフトでは、こうした問題や使いづらい部分について、今後随時アップデートして対応していくとしている。
関連情報
■URL
Windows Live スペース
http://spaces.live.com/
スタッフページの該当記事
http://jpstaffpage.spaces.live.com/Blog/cns!305C3EE91AA56E7F!1203.entry
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( 永沢 茂 )
2006/08/04 18:19
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