情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)は4日、お盆休みや夏休みなど長期休暇を前にセキュリティ対策を呼びかけた。
IPAでは確認事項として、1)OSやブラウザなどのアプリケーションの更新、2)ウイルス対策ソフトの定義ファイルの更新、3)ファイアウォールや侵入検知システムの定義ファイルの更新、4)ブラウザのセキュリティレベルの設定、5)バックアップの実施、6)不測の事態が発生したときの緊急連絡体制、7)サーバーにおいて不必要なサービスの停止、8)休暇中に使用しないサーバーやPCの電源を切る――という8項目を掲げる。
また、「ワンクリック不正請求」をはじめとするスパイウェアによる被害を防ぐための事例も紹介。スパイウェア対策ソフトを利用して定義ファイルを更新するほか、怪しいサイトに近づかないように注意を促している。
そのほか、システム管理者に対しては、休暇中に新たな脆弱性情報が発見されることもあることから、休暇明けには脆弱性情報を収集し、必要な修正プログラムを適用してから業務を開始してほしいとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.ipa.go.jp/security/topics/alert180804.html
( 増田 覚 )
2006/08/04 19:17
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