コンテンツの利活用を促進するための協議会「コンテンツ・ポータルサイト(仮称)運営協議会」が2日に設立された。映画や音楽などのコンテンツの内容や権利者情報を検索できるポータルサイトを2007年4月に開設する。
同協議会は、日本経団連や日本レコード協会、コンピュータエンターテイメント協会などの業界団体のほか、民放キー局や出版社など約60社・団体が参加する予定。協議会会長には、ポニーキャニオン代表取締役会長の佐藤修氏が選任された。
従来、コンテンツの利用を希望する事業者がコンテンツを二次活用をする際、「目的のコンテンツにたどり着けない」「権利の保有形態が多様で誰にコンタクトを取ればよいかわからない」という問題があったという。これらの問題を解決するため、コンテンツ・ポータルサイトでは、事業者がコンテンツの内容や権利者情報を検索することが可能となる。
ポータルサイトがコンテンツホルダーとコンテンツの利用を希望する事業者を仲介することで、コンテンツを二次利用する際の権利処理にかかる時間が短縮し、コンテンツの利活用の促進を図ることが狙いだ。
関連情報
■URL
日本経済団体連合会
http://www.keidanren.or.jp/indexj.html
日本レコード協会
http://www.riaj.or.jp/
( 増田 覚 )
2006/08/07 13:36
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