KDDIは3日、同社が運営するインターネット接続サービス「DION」の顧客情報約400万人分が流出した件で、KDDIの業務委託会社の取引先社員が顧客情報を外部に持ち出していたことを公表した。
この事実は、3日に東京地方裁判所で開催された、KDDIに対する恐喝未遂容疑で逮捕・起訴された被告人2人の第1回公判で判明した。公判では、KDDIがDIONのシステム開発業務を委託していた会社の取引会社社員が顧客情報を外部に持ち出し、2人を経由して被告人の手に渡っていたことが明らかにされた。
KDDIでは、「この事実につきまして、あらためて管理責任を痛感し、お客様はじめ関係各位に深くお詫び申し上げます」とコメントしている。
関連情報
■URL
お客様情報流出に関する第1回公判について
http://www.kddi.com/news/kddi_home/news_topics/2006/0803/index.html
関連記事インデックス:KDDI顧客情報流出事件
http://internet.watch.impress.co.jp/static/index/2006/06/16/index.htm
( 増田 覚 )
2006/08/07 19:58
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