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マイクロソフトのウイルス削除ツール、「Banker」「Jeefo」の駆除に対応


 マイクロソフトは9日、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の最新版となるバージョンを公開した。Windows XPおよびWindows Server 2003の場合には、Windows UpdateまたはMicrosoft Updateで更新可能。Windows 2000の場合には、「Microsoftダウンロードセンター」からダウンロードするか、Webブラウザで実行可能なオンライン版が利用できる。

 悪意のあるソフトウェアの削除ツールの最新版では、トロイの木馬「Banker」とウイルス「Jeefo」の2種類に新たに対応した。Bankerはオンラインバンキングの口座番号やパスワードなどを盗み出そうとするトロイの木馬で、危険度は4段階中で上から3番目の“Moderate”と判定している。

 「Jeffo」は、Windowsの実行形式ファイル(.exeファイル)に感染するウイルス。感染ファイルを実行するとメモリに常駐し、他の実行ファイルにもウイルスコードを追加し、感染を拡大させる。Jeefoの危険度も、4段階中で上から3番目の“Moderate”と判定している。


関連情報

URL
  悪意のあるソフトウェアの削除ツール
  http://www.microsoft.com/japan/security/malwareremove/default.mspx


( 三柳英樹 )
2006/08/09 13:06

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