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「Skype for Windows 2.6」ベータ版
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ルクセンブルクのSkypeは30日、「Skype for Windows 2.6」のベータ版をリリースした。これまで開発者向けにプレビュー版が公開されていたが、今回、ベータ版バージョン番号「2.6.0.67」へと格上げされた。カスタマーサポートは受けられないが、安定性は以前より向上したことになる。Windows XP/2000に対応する。
Skype for Windows 2.6の最も大きな特徴は、オーディオライブラリのコードを一新した結果、音質がこれまで以上に改善するということだ。開発者向けプレビュー版の段階では、それに起因してSkypeが不安定になる場合があることが指摘されていた。
Skype for Windows 2.6ではこれに加えて、Skypeの音声ストリームに直接アクセスできるようにするための「Voice access API」が新機能として搭載された。これによってSkypeを通して入出力される音声ストリームを直接操作するソフトウェアを開発することができるという。
そのほかにもプレビュー版で既に見られたように、Webページに書かれている電話番号を自動認識するInternet Explorer用とFirefox用のプラグインが統合されたこと、ムードメッセージやアバターがクリックできるようになったことなどが挙げられる。また、発表されているだけで41個の主要なバグが修正されている。
関連情報
■URL
Skype for Windows 2.6 Beta(英文)
https://developer.skype.com/WindowsSkype
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・ 音質改善のため「Skype for Windows 2.6」実験中(2006/08/10)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/08/31 12:59
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