フェンリルは1日、タブブラウザ「Sleipnir」および「Grani」のデフォルトWeb検索として新たにGoogle検索エンジンを採用した。これにより、ブラウザのツールバーに設置されている検索バーでWeb検索を行なうと、Googleの検索結果が表示される。Google検索は、既にユーザーがインストールしているSleipnir/Graniの全バージョンにも適用される。
Sleipnirは、専用プラグインによるカスタマイズなどが可能な多機能タブブラウザ。累計ダウンロード数は500万件以上になるという。一方、Graniは他のブラウザからの乗り換えを目的とし、シンプルなユーザーインターフェイスを採用した初心者向けタブブラウザ。両ブラウザとも、これまではエキサイト検索がデフォルトに設定されていた。
デフォルトWeb検索をGoogleにしたことで、検索結果ページにはGoogleの提供するアドワーズ広告も表示されるようになった。表示は、Googleの検索結果とアドワーズ広告に絞ることで、シンプルなページデザインを実現。目的のサイトを見つけやすくしつつ、広告効果の最大化を図っている。
フェンリル代表の柏木泰幸氏は、「Google Inc.との業務提携により、ユーザーからかねてより要望の多かったGoogle検索エンジンを SleipnirおよびGraniのデフォルトのWeb検索に採用するに至ったことは大変喜ばしい。今回提供するWeb検索はGoogleの検索技術を、フェンリル保有のインターフェイス・デザイン・コンセプトを反映したブラウザと組み合わせることで、視覚的に目的のサイトを探しやすくすることにこだわった」とコメントしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.fenrir.co.jp/press/20060901.html
Sleipnir
http://www.fenrir.co.jp/sleipnir2/
Grani
http://grani.tabbrowser.jp/
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( 野津 誠 )
2006/09/01 14:44
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