福井県敦賀市のCATV事業者である嶺南ケーブルネットワーク(RCN)は、総務省に提出したモバイルWiMAXの実験局免許申請が受理されたと発表した。11月よりモバイルWiMAXの実証実験を行なう予定で、RCNではCATV事業者として初のWiMAX実証実験になるとしている。
この実証実験は、中国Huawei Technologies社のモバイルWiMAX機器を導入し、2.5GHz帯の周波数帯域を利用して行なわれる。フジクラがWiMAX実証実験システム構築を担当して実験をサポートし、地方都市に置けるモバイルWiMAXのサービス実現性について確認を行なう。
実験期間は2006年11月から2007年10月の約1年間で、RCNサービスエリアの福井県敦賀市内に3基のモバイルWiMAX基地局を設置。電波伝搬特性や移動特性、ハンドオーバー特性、アプリケーション動作の確認などを行ない、無線インターネットサービスやコミュニティーバス運行支援といった地域公共型サービスへの活用を検討する。
関連情報
■URL
menet(RCNポータルサイト)
http://www.rcn.ne.jp/index_out.html
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( 甲斐祐樹 )
2006/09/08 20:16
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