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ホットスポットの利用でプライバシー保護を考慮している人は少数~米調査


 ホットスポットの利用においてインターネット上のプライバシー保護について考慮している人は少数との調査結果が発表された。これは、米国でホットスポットネットワークを展開しているAnchorFreeが調査会社のHarris Interactiveに依頼して行なった調査だ。

 それによると、米国で無線によりインターネットに接続した経験のある成人は全体の51%で、そのうち63%が無料公共ホットスポットを利用した経験があった。さらに無料公共ホットスポット利用者の46%が「接続がある程度安全だろう」と考えていた。しかし完全に安全でないことがわかっているにもかかわらず、利用者の間でプライバシーに対する懸念は驚くほど少なかった。

 実際、これらの回答者の中でインターネット上のプライバシーに関して「関心がある」あるいは「とても関心がある」と回答したのはわずか26%に過ぎなかった。52%は「少々関心がある」と回答し、22%は「全く関心がない」と回答していた。

 この結果についてAnchorFreeの共同創業者で社長であるDavid Gorodyansky氏は「この調査が明らかにしたことは、消費者が公共無線LANホットスポットを取り巻く巨大なセキュリティ上の問題に関してぼんやりと注意しているにすぎないということだ」とコメントしている。


関連情報

URL
  AnchorFree(英文)
  http://www.anchorfree.com/


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/09/13 12:40

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