米Googleは13日、国連環境計画プログラムなどのコンテンツプロバイダーと提携して、「Google Earth」に特集コンテンツのオーバーレイを追加したと発表した。
Google Earthのサイドバーにある「特集コンテンツ」にチェックボックスを入れておくと、コンテンツプロバイダー別に地球上にアイコンが表示され、その場所に関するより詳細な情報が得られるというものだ。コンテンツパートナーは今後増えていく予定だが、13日時点でコンテンツを提供しているのは、United Nations Environmental Program(国連環境計画プログラム)、Discovery Networks World Tour、National Park Service、Jane Goodall Institute、Turn Hereの5つである。
United Nations Environmental Programでは、世界100カ所で過去30年間にわたってどれだけ環境の変化が起こったかを2つの時期の画像を比較表示して解説する。Discovery Networksでは、世界各国の観光地に関する情報を英語で提供し、場所によってはストリーミング動画も放送する。その中には日本の厳島神社も含まれている。画面下部にウィンドウが表示され、その中で厳島神社に関するDiscovery Networksの動画がスポンサー付きでストリーミング再生される。Turn Hereでは、世界各地のレストラン、ホテルやイベントに関する観光情報を動画で提供している。
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United Nations Environmental Programによる特集コンテンツの例。諫早湾の環境の変化を比較できる
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Turn Hereからの特集コンテンツの例。リンク先では、東京・六本木の様子を紹介するムービーが見られる
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関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.google.com/press/pressrel/earth_featured_content.html
Google Earth(英文)
http://earth.google.com/
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・ 「Google Earth」でDiscovery Communicationsの動画を表示開始(2006/04/07)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/09/14 13:38
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