米Mozilla Corporationは15日、Webブラウザ「Firefox 1.5.0.7」とメールソフト「Thunderbird 1.5.0.7」をリリースした。両ソフトとも危険度の高い脆弱性の修正を含むリリースとなっており、Mozillaではユーザーに対して早急にバージョンアップを行なうよう呼びかけている。
Firefox 1.5.0.7では、JavaScriptに関するヒープオーバーフローの脆弱性など、合計7件の脆弱性を修正。7件のうち4件については、危険度が4段階のうち最も高い“Critical”としている。脆弱性の修正のほかは、安定性の向上などの改善が行なわれており、新たな機能は追加されてない。
Thunderbird 1.5.0.7も同様に、6件の脆弱性(うち“Critical”は2件)を修正したほか、安定性の向上などの改善が行なわれている。
Firefox 1.5.0.7、Thunderbird 1.5.0.7とも既に日本語版が用意されており、Mozilla Japanのサイトなどからダウンロードできる。対応OSはWindows XP/2000/Me/98/NT 4.0およびWindows Server 2003、Mac OS X 10.2以降、Linuxなど。
関連情報
■URL
Firefox(Mozilla Japan)
http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/
Thunderbird(Mozilla Japan)
http://www.mozilla-japan.org/products/thunderbird/
Firefox 1.5.0.7リリースノート
http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/releases/1.5.0.7.html
Thunderbird 1.5.0.7リリースノート
http://www.mozilla-japan.org/products/thunderbird/releases/1.5.0.7.html
脆弱性情報(英文)
http://www.mozilla.org/projects/security/known-vulnerabilities.html
( 三柳英樹 )
2006/09/15 13:32
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