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ヤフオクの「違反商品の申告」機能で出品者に警告メールも、仕様を変更


申告フォームのページ
 「Yahoo!オークション」は22日、ガイドラインに違反している疑いのある出品物について、ユーザーからの申告を受け付ける機能の仕様を変更した。この機能は従来「利用者からのアドバイス」という名称で提供していたが、今回、わかりやすいように「違反商品の申告」へ名称も変更した。

 ユーザーは、違反商品と思われる出品物を見つけた場合、その商品の詳細ページに用意された「違反商品の申告」リンクをクリックすることで、申告フォームのページに移動できる。申告ページでは、申告理由を「海賊版など、第三者の著作権を侵害するもの」「連絡先などを掲載し、直接取引を誘因する行為」「出品物とは直接関係のない文字列を商品説明に記載する行為」など10項目、または「その他」の中の5項目から選択して送信する。今回、項目を細分化して選択しやすくしたという。

 その商品についてすでに他のユーザーから申告が寄せられている場合は、申告フォームのページにおいて、申告件数と申告理由も一覧表示される。ただし、ここに表示されるのはYahoo!オークションにおいて評価の高いユーザーから寄せられた申告だけに限られる。「評価の高いユーザー」の具体的な基準は公表していない。

 これら評価の高いユーザーからの申告については、自動的に出品者への警告メールも送信されるようにした。これにより、ガイドラインに即した自主的な対応を出品者に促すとしている。なお、この警告メールには、申告したユーザーを特定できる情報は含まれないという。

 一方、出品者側は、出品者向けの商品詳細ページにおいて、アクセス数やウォッチリストへの登録件数などの情報とともに、違反商品として申告された件数も確認できるようになった。さらに申告理由の項目も参照できる。

 このほか、申告のあった商品が出品者またはヤフーによって削除された場合は、申告を寄せたユーザーに対して削除されたことが通知されるようになった。


関連情報

URL
  「利用者からのアドバイス」仕様改善のお知らせ
  http://auctions.yahoo.co.jp/phtml/auc/jp/notice/20060922.html

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( 永沢 茂 )
2006/09/22 18:28

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