米Microsoftは25日、ニューヨークで開催中のイベント「Advertising Week 2006」で、新たなグローバル広告ブランド戦略「Microsoft Digital Advertising Solutions」を全世界に向けて提供すると発表した。
Microsoft Digital Advertising Solutionsは、マイクロソフトの広告製品およびサービスを統合して広告企業に提供するもので、PCやXbox、インターネット対応携帯電話、PDAなどの端末に対応する。これにより広告主である企業は、MSNを利用する4億6,500万人以上のユーザーに加え、Windows Live、Xbox Live、Office Onlineを利用している数百万以上のユーザーに対して、広告宣伝活動を提供することが可能になるとしている。
Microsoftのコーポレートバイスプレジデント兼チーフメディアレベニューオフィサーのJoanne Bradford氏は、「今日の消費者は、携帯電話やビデオゲームなど多様なデジタル機器を利用する時間が多くなっており、広告を出す側の企業は単一のメディアを通じた広告だけでは、もはやターゲット層全体へ効果的な訴求ができないということを理解している。マイクロソフトは、ソフトウェア、コンテンツ、サービス、インテリジェンスからなるMicrosoft Digital Advertising Solutionsにより、数百万人の異なるユーザーと広告主である企業を1つにつなぐことのできるユニークな立場にある」とコメントした。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2817
Microsoft Digital Advertising Solutions(英文)
http://www.advertising.microsoft.com/
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( 三柳英樹 )
2006/09/25 17:18
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