アイピーモバイルは2日、高速モバイルブロードバンドサービスの商用化実験について、実験局免許を総務省に申請したと発表した。
高速モバイルブロードバンドサービスは、アイピーモバイルが2007年春より開始を予定している2GHz帯上でTD-CDMA技術を採用したデータ通信サービス。当初は2GHz帯を5MHz幅で利用し、下り最大5.2Mbps、上り最大848kbpsの速度で2006年10月より開始するとしていたが、10MHz帯幅で利用するシステムを導入し下り最大11Mbps、上り最大1.7Mbps、下り平均スループットで3Mbpsの速度を実現する事を目的に延期していた。
今回、アイピーモバイルは9月28日付けで総務省に実験局免許を申請し、免許を取得次第、商用化に向けた実証実験とネットワーク構築を順治開始するとしている。実験局は2007年春までを目処に千代田区や港区、中央区など都内中心部に基地局を設置するほか、周辺地域へ順治拡大するとしている。
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■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.ipmobile.jp/info/img/06-004.pdf
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( 大久保有規彦 )
2006/10/02 19:19
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