トレンドマイクロは4日、セキュリティ対策ソフト「ウイルスバスター2007 トレンド フレックス セキュリティ」において、電子署名付きのメールを受信すると、メールソフトから「メールが改ざんされました」というメッセージが表示される現象が発生することを明らかにした。
トレンドマイクロによれば、これまでに確認されている電子署名付きメールは、三井住友銀行が送信したもの。原因は調査中としているが、ウイルスバスター2007の「迷惑メール対策ツール」が有効になっている場合に、この現象が発生するという。
回避方法としては、「迷惑メール対策ツールバー」を無効にすることで、電子署名付きメールを正常に受信できるようになる。
[追記 10月10日 11:30]
トレンドマイクロでは5日、電子署名付きのメール受信時に「メールが改ざんされました」というメッセージが表示される環境について、詳細を公開した。それによれば、Windows XPでOutlook Express 6以上を使用している場合に、同様の現象が発生するという。なお、Outlookでは通常通り電子署名付きメールを受信できるとしている。
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http://www.trendmicro.co.jp/support/news.asp?id=856
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( 増田 覚 )
2006/10/05 12:32
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