ビデオサーチエンジンの米blinkx.tvは10日、新しいユーザーインターフェイスと機能を発表した。
その1つはビデオサーチエンジンの検索結果表示方法を大きく変える「Video Wall」だ。これは、1つの大画面の中に25のビデオクリップを同時表示する新しいユーザーインターフェイスだ。このフォーマットにより、一度にたくさんのビデオクリップが自然に目に入ってくるため、探してる情報を発見しやすくなる。
これまでblinkx.tvでは他のサーチエンジンと同様に検索結果を上から下に順に並べていたが、これでは1つ1つのビデオクリップを順に見ていく必要があり、大きな手間がかかった。Video Wallはこの問題を解決するユーザーインターフェイスだ。
Video Wallはそれだけでなく、各自がカスタマイズしたVideo Wallを作成でき、それを自分のブログやSNSのページなどに貼り付けられる。こうすることによって自分の興味を他の人と共有することが可能になるという。
別の機能も新しく発表された。それは「My Playlist」と「Channels」だ。My Playlistは自分のプレイリストを作成できる機能で、好きなビデオクリップをMy Playlistの中にドラッグ&ドロップして作成できる。一度作成したMy Playlistはメールで他の人に紹介することも可能だ。
Channelsはタイムリーなニュースやトピックをまとめて自動生成するもので、トップページに表示されたり、ユーザーの検査結果に合わせて推薦される。これにより最新情報を容易に入手できるようになる。
こうした新しいユーザーインターフェイスを提供した理由としてblinkx.tvのCTOで創業者でもあるSuranga Chandratillake氏は「ビデオは視覚的に提供されるべきであり、テキストベースの検索結果として提供されるべきではない」とコメントしている。
関連情報
■URL
blinkx.tv(英文)
http://www.blinkx.tv/
ニュースリリース(英文)
http://www.blinkx.com/news?type=&id=145
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2006/10/11 12:20
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