福井県警生活環境課と福井署は11日、インターネットオークションや掲示板を通じて、海賊版CADソフトを販売していた大阪市淀川区の男性(27歳)を、著作権法違反の疑いで逮捕した。コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が発表した。
男性は2005年4月23日頃、福井コンピュータのCADソフト「BLUETREND V Ver.1.0」などをCD-R1枚に無断複製し、インターネットオークションで募った新潟市の男性に対して25,000円で郵送販売したほか、2006年2月27日頃には掲示板への書き込みで募った福井市の男性に対して1万円で郵送販売した。このほか、7月18日頃にはオートデスクのCADソフト「AutoCAD 2007」を、東京豊島区の男性に対して7,000円で郵送販売していたという。
CD-R1枚に複製して1万円で販売した「BLUETREND V Ver.1.0」「EX-TREND Win Ver.3.0」「電子納品ツールVer.1.1」「電子納品ツール Ver.2.3」は、正規品価格は総額1,091万円になるため、約1,000分の1の価格で海賊版を販売していたことになるとしている。
この男性は自称コンピュータソフト販売業とのことだが、警察の調べによると、海賊版販売を業としており、生活費目的だったことを供述しているという。
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■URL
ニュースリリース
http://www2.accsjp.or.jp/news/news061011.html
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( 永沢 茂 )
2006/10/11 20:21
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