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「本名を登録してよいでしょうか?」mixiが注意事項をQ&A形式で紹介

“マルチポスト”や“チェーン日記”についても言及

 「mixiに掲載した情報はインターネット上で多くの人に公開されていることになります。その点に十分留意してご利用ください」。ミクシィは11日、同社が運営するソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「mixi」を利用する際の注意事項をQ&A形式でまとめて公開した。

 Q&Aでは、「名前の欄には本名を載せてよいでしょうか?」「どのようなニックネームがよいでしょうか?」「プロフィールを書くときの注意点は何ですか?」などの質問を掲載。本名による登録については、知り合いに発見されやすくなり交流が広がるとしながらも、「全く知らない人にも本名がわかってしまう可能性があります」と注意を促した。

 また、日記を書く際の注意点では、キャラクターや芸能人の画像を添付することが、著作権や肖像権、パブリシティ権の侵害にあたると警告。歌詞を紹介する際には、歌詞のごく一部を使い、自分の感想を記載すれば、著作権法で「引用」として認められるため、著作権侵害にあたらないとした。ただし、引用する分量と目的によっては、著作権侵害となる可能性もあると補足している。

 さらに、「異性の知り合いが増える」「お金儲けが出来る」など、出会い系サイトやマルチ商法の勧誘を目的としたプロフィールを書き込むことは、禁止行為であると説明。不審なメッセージが届いた場合は絶対に返信せず、運営事務局に通報するように呼びかけた。

 そのほか、緊急の連絡や人探しの協力を募るために、「(日記の内容を)コピー&ペーストで貼り付けてください」と書き込む行為は、「チェーン化」を引き起こすとともに、「多くの方が不快に感じる」ため、協力を仰がれても応じないでほしいとした。mixiで複数のコミュニティに全く同じ文章を何度も書き込む「マルチポスト」については、禁止行為と掲載している。

[お詫びと訂正]
 記事初出時、「(日記の内容を)コピー&ペーストで貼り付けてください」と書き込む行為が利用規約で禁止されているとしましたが、誤りでした。お詫びして訂正いたします。


関連情報

URL
  ミクシィ
  http://mixi.jp/


( 増田 覚 )
2006/10/12 17:11

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