ネットフォレストは12日、ブラウザにウイルスやスパイウェアなどのマルウェアチェック機能を付加する「Dr.WEB リンクチェッカー」を提供開始した。同社サイトから無償ダウンロードできる。対応ブラウザはInternet Explorer(IE)、Firefox、Opera。これらブラウザが利用できるOSに対応するが、IEはWindows版のみとなる。
Dr.WEB リンクチェッカーは、露Doctor Web, Ltd.が開発したウイルス対策ツール。ブラウザにプラグインをインストールするか、設定を変更することで、Doctor Web, Ltd.の提供する無償ウイルス・スパイウェアチェックが利用できる。
ブラウザにDr.WEB リンクチェッカーを追加したら、任意のWebサイトへアクセスする前や、ファイルをダウンロードする前にリンク上で右クリックする。メニューの「Dr.WEB で検査」を選択すると、Dr.WEB サーバーに当該URLが送信され、検査を行なう。
Dr.WEB サーバーは指定されたURLにアクセスしてファイルを取得し、Doctor Web, Ltd.のウイルスデータベースを用いてウイルス、スパイウェアなどのプログラムの有無をスキャンする。結果は別ウインドウで、安全なら「CLEAN」、危険なら「INFECTED」と表示される。
ネットフォレストは、「リンクチェッカー日本語版の提供は初めてになる。スキャンはDr.WEB サーバーで行なうため、ユーザーのPCに負荷がかかることはない。また、サーバーで処理することから、他社のアンチウイルス製品を使用中でも競合することはない」とコメントした。
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チェック結果が安全の場合
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チェック結果が危険の場合
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関連情報
■URL
Dr.WEB リンクチェッカー
http://drweb.jp/support/link_checker.html
( 野津 誠 )
2006/10/12 17:48
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