日立製作所システム開発研究所は13日、ライブ映像に電子透かしを埋め込み、リアルタイムに配信する技術を開発したと発表した。ライブ映像の著作権や肖像権の保護、映像の真正性の保証に役立つとしている。
同社が開発した技術では、埋め込み処理を、すべての映像フレームに共通な前処理と、映像フレームごとに異なる後処理に分離することで、映像フレームごとの処理量を大幅に低減した。これにより、ライブ映像に電子透かしを埋め込んだ後、HDDに保存することなくリアルタイムに配信できるという。
また、埋め込み処理とエンコード処理を分離したことにより、エンコード方式に依存しない電子透かし埋め込みが可能となった。
|
動画電子透かしリアルタイム埋め込みプログラムの構成
|
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2006/10/1013.html
( 増田 覚 )
2006/10/13 20:37
- ページの先頭へ-
|