Unisys、欧州各国政府のオープンソース利用を後押しする組織設立

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Unisys、欧州各国政府のオープンソース利用を後押しする組織設立

　Unisysは11日、欧州連合（EU）の各国政府におけるオープンソースソフトウェアの利用を促進するための「Open Source Observatory and Repository（OSOR）」を同社ベルギー支社が設立したと発表した。

　運営は、Unisysのベルギー支社をはじめ、Maastricht Economic Research Institute on Innovation and Technology、GOPA Cartermill、Rey Juan Carlos大学がコンソーシアムを設立して行なう。インターネットのサービスやポータルを提供することにより、各国政府がオープンソースソフトウェアのコードを保存・共有するのを容易にすることを目的としている。これにより、オープンソースソフトウェアの普及と運営上の改善に充てるという。

　オープンソースソフトウェアは各国政府で導入あるいは検討されているが、これまでは各国政府の独自の政策に依存するのみで、EU全体としての普及・推進は特になされていなかった。今後は、OSORが強力な推進センターとして各国のオープンソース化が進展するか注目されるところだ。

関連情報

■URL
　ニュースリリース（英文）
　 http://www.unisys.com/about__unisys/news_a_events/10118714.htm

（ Gana Hiyoshi ）
2006/10/16 13:13

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