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診断レポートの例
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マイクロソフトとラックは、企業内PCのセキュリティ対策状況を診断できる企業向けASPサービス「PCから始める職場のセキュリティ診断サービス」を10月18日から2007年6月30日まで無償提供すると発表した。Windows Vista/XP/2000/NT 4.0(SP6a以降)/Me/98SE/98に対応し、Internet Explorer 5.5 SP2以降が必要。また、利用するには企業のシステム管理者などが代表して登録する必要がある。
診断サービスでは、社員がWeb画面で「セキュリティに対する意識調査」アンケートに回答している間に、自動的に「PCの環境調査」が行なわれる。特別なソフトウェアは不要だ(Active Xの実行を許可する必要がある)。
診断項目は、1)IDやパスワード、アクセス権限などの設定状況を調査する「アカウント管理」、2)セキュリティ対策に関する設定状況を調査する「クライアント設定」、3)未適用のセキュリティ更新プログラムを診断する「セキュリティ更新プログラム」、4)ウイルス対策ソフトの設定状況を調査する「マルウェア対策」、5)不必要なソフトのインストール状況などを調査する「データ保護」の5項目。意識調査とPCの環境調査を組み合わせて診断される。
診断後は、企業別に結果レポートが発行され、上記項目の結果分析や、セキュリティ対策レベルについての5段階評価、早急に対策が必要なセキュリティリスクのリスト、診断サービス利用企業における偏差値などが示される。また、診断で検出されたセキュリティリスクに対する対策方法をまとめたガイドブックも提供する。
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セキュリティ対策状況レポートの例
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各PC個別診断結果の例
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2842
PCから始める職場のセキュリティ診断サービス
http://www.microsoft.com/japan/solutions/io/core/assess.mspx
( 永沢 茂 )
2006/10/17 21:01
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