ソリトンシステムズは18日、ICカードを認証キーにしてPCやネットワークへのユーザー認証やアクセス制御を行なうソフト「SmartOn Solo V1.2」を10月27日に販売開始すると発表した。価格は、1ライセンスのみのStandardパックが9,600円から。対応OSはWindows XP/2000。ICカードおよびICカードリーダライタは別売り。
SmartOnシリーズは、接触型、非接触型ICカードやUSBキーなどの認証用デバイスとパスワードによりPCのログオン制御を行なうセキュリティ対策ソフト。SmartOn Soloは、PC1台からの導入が可能な製品で、中小企業や個人事業主、SOHO環境での利用を想定したもの。専用のICカードだけでなく、FeliCaなども利用できる。
V1.2では、主に「ログ管理機能」と「暗号化」を強化した。ログ管理機能は、PCを複数人で利用する場合に、誰がいつ利用したのかとったユーザーごとの認証ログを記録できるもの。ログを閲覧するユーザーをシステム管理者に限定するこも可能だ。
暗号化では、ファイルの自動暗号化や削除機能、自動復号ファイル作成機能のほか、メディアにコピーして持ち出す際の制御・警告機能を用意。なお、これらの機能は別売りの「Encryptパック」で提供される。Encryptパックは2006年12月発売予定で、価格は1ライセンスあたり5,000円程度の見込み。
ソリトンシステムズは、SmartOn SoloV1.2について初年度10万ライセンスの売り上げを目指す。
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■URL
ニュースリリース
http://www.soliton.co.jp/news/nr/26_14_smarton_solo12.html
( 野津 誠 )
2006/10/18 16:50
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