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Yahoo! JAPAN、中高生向けの暗記問題「インターネットドリル」提供開始


インターネットドリル
 ヤフーは23日、各種資格や講座、進路などの情報を提供するサイト「Yahoo!ステップアップ」において、中高生向けの学習コンテンツ「インターネットドリル」の提供を開始した。暗記できていない問題を重点的に学習できる「3ボックス暗記法」を採用しているのが特徴。出題される問題を解いていくだけで効率的に暗記できるとしている。利用は無料。

 3ボックス暗記法とは、暗記できている度合いに応じて問題を3段階に分類し、段階によって出題頻度を変える仕組み。インターネットドリルでは、Yahoo! JAPAN IDでログインすることで学習履歴を記録しておくことができるため、ユーザーごとに「銅」「銀」「金」の3段階に分類された問題が自動的にピックアップされて出題される。

 具体的には、当初はすべての問題が「銅」に分類されており、これに正解すると、一度マスターしたとみなされ「銀」に移動する。さらに14日後に再びその問題が自動的に出題され、正解すれば、ほぼ暗記したとみなされ「金」へ移動、不正解だと「銅」に戻される。「金」に移動した問題についても30日後に出題され、不正解であれば「銅」に戻される。

 Yahoo!ステップアップでは従来も英単語問題を提供していたが、今回、他の科目にも拡大してインターネットドリルというサービスとして開始した。中学生向けに理科1分野、理科2分野、公民、地理、歴史、高校生向けに英語、日本史、世界史、現代文、漢字、古文、漢文、物理、化学の全43教材・8,200問を用意した。なお、これらの教材は、中学生向けがエンサイクロンから、高校生向けがナガセ(東進ハイスクール)から提供を受けている。今後、随時増やしていく予定だという。

 学習したいドリルを選択し、「今日の問題」をクリックすれば、学習記録に基づいて出題頻度を最適化された問題が出題される。問題は選択肢方式となっており、解答すると1問ごとに正否と解説が表示される。ドリル単位で学習記録ページがあり、その時点で「銅」「銀」「金」の各段階に分類されている問題数や、これまでの推移を参照できる。

 インターネットドリルはモバイル版サイトもあり、Yahoo! JAPAN IDでログインすることでPC版と共通の学習記録に基づいて利用できる。自宅ではPCで、外出先では携帯電話からアクセスして学習を進められる。


解答・解説ページ 学習記録ページ

関連情報

URL
  インターネットドリル
  http://stepup.yahoo.co.jp/drill/index.html
  モバイル版
  http://stepup.mobile.yahoo.co.jp/drill/index.html


( 永沢 茂 )
2006/10/24 18:02

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