ヤフーは31日、お歳暮に関するアンケート結果を発表した。20代、30代の約4割が今年のお歳暮はインターネットショッピングでの購入を予定していることがわかった。
調査は、「Yahoo!リサーチ・モニター」のうち、全国の18歳以上の男女を対象に、オンラインアンケートを実施したもの。期間は10月13日~16日。有効回答数は1,077名。
調査結果によると、今年のお歳暮の購入予定先で最も多かったのが「百貨店」47.9%で、次に「インターネットショッピング」28.1%、「スーパー」21.7%、「専門店(老舗、有名店)」21.6%だった。
お歳暮購入予定先としてインターネットショッピングを挙げたユーザーを年代別で見ると、「20代」43.8%、「30代」39.0%が目立った。また、お歳暮購入にインターネットを利用した経験は、「ほぼ毎年」が34.8%、「いいものが見つかった年だけ」が44.7%、「今年初めて」が20.5%だった。
インターネットでお歳暮などを購入するときに重視するポイントとしては、「送料」が54.6%でトップだったほか、「珍しさ」45.4%、「評判」37.9%も多く挙げられた。なお、購入予定の商品で最も多かったのは「産地直送グルメ」55.3%で、次いで「洋菓子」22.6%、「和菓子」17.4%だった。
インターネットでお歳暮を購入するようになってから変わったことでは、「手間が減って楽になった」58.6%、「選択肢が広がった」51.1%、「お取り寄せ感覚で自分や自宅用に購入するようになった」35.1%などの回答が多く、利便性や品揃えの面で支持されていることがわかった。
今回の結果についてヤフーは、「インターネットショッピングは利便性や商品数の多さなどから消費者の心をつかみ、百貨店に次ぐお歳暮の購入先として定着してきた。また近年では、お歳暮向けの商品を自宅用にも購入するなど、自家消費の用途も増えている」と分析している。
関連情報
■URL
Yahoo!ショッピング
http://shopping.yahoo.co.jp/
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( 野津 誠 )
2006/10/31 15:20
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