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ブラウザ別比率
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Jストリームは1日、OSやブラウザ、映像再生アプリケーションのプラグインに関する調査結果を発表した。「Windows+Internet Explorer」のシェアは9割以上だったほか、Flash 6以降を使用するユーザーは98.49%にのぼった。
調査は、合計23のポータルサイトでバナーを掲載し、アクセスユーザーのPC環境に応じた表示を行なう際のデータを、個人が特定されない形で収集・集計した。調査期間は10月16日から22日まで。総表示回数は798,307インプレッション。
調査結果によると、OS環境については、「Windows」が96.72%、「Mac OS」が3.11%、「その他」が0.17%だった。Windowsのバージョンの内訳を見ると、「Windows XP」79.65%、「Windows 2000」9.87%、「Windows 98」3.39%など。
ブラウザ別比率では、「Internet Explorer 6.0」が85.89%でトップ。以下は、「Firefox」3.43%、「Internet Explorer 7.0」2.77%と続く。OS調査と合わせてみた場合、「Windows+Internet Explorer」の比率は90.79%にのぼるという。
映像再生アプリケーションでは、「Windows Media Player」のバージョン比率は「10」が46.19%、「9」が32.64%となり、これらが全体の7割以上を占める。また「11」を使い始めているユーザーも2.86%いることがわかった。このほか、「RealPlayer」のバージョン比率は、「Real X」が54.87%、「Real 7」が25.71%だった。「QuickTime」の普及率は46.78%にとどまった。
「Flash」については、バージョン「6」以上の普及率は98.49%にのぼった。バージョンの内訳を見ると、「8」52.43%、「9」25.61%、「7」16.80%になる。Jストリームは、「ネット動画広告やプロモーション映像などによく利用されているFLV形式の映像視聴に必要なFlash 6以降に限っても、98.49%のユーザーが視聴環境を所有する。Flashは当面こうした利用法の中心であり続ける」と分析している。
また、画面サイズ(横)の環境比率では、「1024ピクセル」が61.44%、「1280ピクセル」が29.11%となり、これらが全体の9割を占める。Jストリームは、「2006年2月の調査と10月の調査を比較すると、1024ピクセルが約5ポイント減少、その分1280ピクセルの画面が増加している。液晶ディスプレイの価格の下落もあり、大画面が徐々に普及している」とコメント。今後、リッチコンテンツ制作の際には、大画面環境にも配慮が必要になるとしてる。
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Windows Media Playerバージョン環境
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Flash Playerバージョン環境
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.stream.co.jp/company/release/2006/061101.html
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・ Jストリーム、Flashビデオのストリーミング配信サービス「Jフラット」(2006/10/19)
( 野津 誠 )
2006/11/02 13:48
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