|
光ファイバとIP技術の導入による効果
|
JR東日本は7日、光ファイバとIP技術により駅構内の信号機を制御するシステムを2007年春から導入すると発表した。
JR東日本では、従来の制御システムは各信号機器へ敷設した銅線ケーブルにより制御を行なっているが、このために膨大な量のケーブル敷設や複雑な配線作業などが必要になっていると説明。これを光ファイバとIP技術による制御にすることで、ケーブル敷設量の削減、配線作業の削減・簡素化、制御回線の2重化による信頼性向上などが図れるとしている。
JR東日本では、2004年から光ファイバとIP技術による制御システムの本格的開発に着手。今回導入のめどがついたため、1号機を武蔵野線の市川大野駅に導入する。時期については、2007年春を予定している。末端の信号機器まで光ファイバとIP技術により制御するシステムの導入は、世界でも初めてだという。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.jreast.co.jp/press/2006_2/20061103.pdf
JR東日本
http://www.jreast.co.jp/
( 三柳英樹 )
2006/11/07 18:26
- ページの先頭へ-
|